名代☆日々是メキシコ(旧)
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横須賀でOye mi cantoに想うこと
Takeshi Inoueさんのブログ BLoGGER REGGAETONの記事 「レゲトンクラシックス#1」
のなかに気になる記述がありましたので、抜粋させていただきます。

----それにN.O.R.Eの、「Oye mi canto」のビデオもじつにプエル
トリカンな感覚だと思います。この曲は、クラブの盛りあげ曲
ってことでよく取りあげられるみたいですけど、ぼくはこのビ
デオ見るたびに何とも言えない悲しい感じになるんですよね。
どんどん落ち込んでいく感じ。病気の時に聞くと危ないと思う
けどなー。ぼくはこういう大げさな表現が大好きなんですけど
、この曲は歴史を変えるインパクトがありますね。事実、後世
の人がアメリカ大陸が今までと全く違った大陸になる、そのち
ょうど転換点に流行った曲として思い出すんじゃないでしょう
か。ラテンアメリカのメディアでは、レゲトンは「革命的(revolucionario)
」という形容詞とよくくっつけられて語られてますが、アメリ
カ大陸で、今起こっているのは、実際革命なんじゃないかとも
思います。



なるほど~。
私もこの曲に関しては単なるアゲ曲とは異なるものがあると感じます。
というのも、

このあいだ横須賀で一緒に踊ってたコロンビア人
のホルヘが、この曲のサビのところ

Boricua Morena Dominicano Colombiano
Boricua Morena Cubano Mexicano
Oye Mi Canto

に合わせて
「Soy Colombiano!」(僕はコロンビア人だ!)
と自分の存在を抱きしめるように
小さく叫んだのが忘れられなかったから。
その姿を見たら急に切なくなってしまって。
うう・・・切ないとも違うな、うまい言葉が見つからない。
とにかく彼の押さえきれない感情がちょっと表れたのを見て
私もぐっときてしまったというか。
これは単純に盛り上がるための曲ではないということがわかる瞬間だったのだ。
彼のような北米に住む若い世代のラティーノスにとって、
自分の血やアイデンティティについて確認できる歌が生まれた
ということなんだろうと。

それと、別の日に出会ったアフロ系コロンビア人の20歳の男の子と
踊った時もそうだった。
彼は3歳でアメリカに来たから全然スペイン語が話せない。
でも、腕にはコロンビアの国旗をデザインした大きなタトゥーを入れてる。
ちょうど居合わせた私の知人であるコロンビア人女性(川崎カイヤ系)に
「日本人であるnagayamyamexico(←俺のこと)がスペイン語話そうと
 してんのに、なんで、あんたはスペイン語話せないのよぅ!」
みたいなこと言われて、たじたじになってて、ちょっと可哀想だった。
そんな彼でもレゲトンが流れてくると本当に嬉しそうで、
なかでも「Oye mi canto」が、スピンされると前述のホルヘと同じような
反応を示していたのが印象的だった。

 あの歌詞にはコロンビア人の他にモレーナ(混血) ボリクア人(プエル
トリコ)キューバ人、ドミニカ人そしてメキシコ人のことが盛り込まれている。
ふと、メキシコ系アメリカ人のチカーノ達はレゲトンのことを
どう捉えているのかなと興味がわいた。

以下、先日EAST LA行脚から帰国したばかりの先輩M氏と私(N)の会話。

M「メキシコ系2世のチカーノ達はレゲトンのことを良く思っていない。
  あれはラティーノスのための音楽だと言って、敬遠している」
N 「でも、Oye mi cantoの歌詞のなかには メヒカーノって言葉もあるじゃん」
M「だから~~~メキシコからアメリカに出てきたばっかの奴が
  聴く音楽って言ってるんだ。レゲトンは基本的にはプエルトリコ人を
 中心としたラティーノスのものだという認識があるらしい」
N「えええっ!じゃあチカーノはラティーノとは違うぜ!
 って意識を持ってるってこと?」
M「まぁ、そうね。チカーノの文化とは独自のものだし。
  レゲトンビジネスの背後には金の匂いがプンプンするから
  骨のあるチカーノのミュージシャン達からは好まれてないんだぜ!
  まあ、俺もあまり好きじゃないね。
  でも、カリフォルニアでも盛り上がってるのは本当。
  レゲトンはサルサとか複雑なステップが踏めないような人たちでも
  気にせず、みんなで楽しんで踊れるだろ?
  そういう点ではアメリカ大陸のラティーノスを団結させるために
  必要なものだと考えることも出来る」

なるほどね。
レゲトンは嫌いだけど、認めるってことでしょうか?
だが、レゲトンとチカーノ音楽を一緒に語ってはならないらしい。
似て非なりってことですかね。
でも、どっちも好きな私は困るんだが。
両方の音楽の根源には熱いものが流れていて、
極東の島国に住む私の心を揺さぶっている。
それは簡単に整理できるもんじゃない。
うう・・・・なんだか、まとまらなくなっちまった。



【2005/06/02 08:52】 日本でラテンを感じる | トラックバック(0) | コメント(2) |
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コメント
とてもいい記事だと思いました。私もなんかその、切ないみたいな感じになりました。また読みに来ます。

【2005/06/03 00:08】 URL | 五合 #-[ 編集]
あ~、コメントありがとうございます。
Takeshiさんのブログ記事を読んで、ドーパミンが噴出して、勢いで書いてしまいました。現在日本では見せかけばかりの情報(とりあえず、流行ってるみたいだから載せとくかぁ~、みたいなノリ。どこの雑誌とは言いませんけど)が氾濫してますが、彼のような根っこの部分のこと、語ってるひとってホント少ないですよね。もっとリアルなものを教えてほしいし、知りたいっス!

【2005/06/03 01:44】 URL | nagayamyamexico #tE21prRc[ 編集]
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